2012年8月22日水曜日

カナダのメディアリテラシーに学ぶ

8月21日は、続いて刺激的な学びが夜7時からもありました。国際人権大学の実現をめざす大阪府民会議の総会のあとの講演会で、カナダのトロント州でメディアリテラシー教育に取り組むアリソン・マンさんのお話を聞くことができました。一番の気づきは、日本はこれほどメディア社会なのに子どもたちがメディアについて学んだり考えたりする機会がないということです。アリソンさんから学んだことは、朝からのWYSH教育で学んだことと合わせて、「生きることはアート」(月刊「ヒューマンライツ」)に書こうと思っています。写真は、講演の一こまです。

WYSH教育全国研修会

8月21日、京都で行われたWYSH教育全国研修会に参加しました。以前から京都大学の木原雅子さんの活動に関心がありましたので、一日の研修をどう組み立てられるのかを含めて、WYSH教育について学びました。一番学んだのは、教育は技術じゃない。下手くそでもいいから、生徒と本気で接することができるかどうかが肝心なんだということです。研修会の会場に、こんなかわいい箱が置かれていました。刺激的な7時間でした。

アクションプラン⑦ドラマのある学級を

アクションプランの最後は、豊中市、堺市、兵庫県西脇市の小学校の3人。テーマが、「ドラマのある学級を! 子ども同士がつながるために」でした。普段の授業では、自分を受け入れてもらえる集団づくりを行い、その積み上げのゴールとして、「涙」のある「感動」のあるイベントがあります。準備期間から本番まで、どんな活動を積み上げていくのかが大事だと。でも、予想できることだけじゃなく、突発的におこるトラブルなんかが子どもをつないていくチャンスなんだという核心が出されました。そう捉えると、ある意味「トラブル歓迎」という構えができますよね。

アクションプラン⑥子どもどうしのつながり

第6のグループは、河内長野市、堺市、五條市の小学校と岬中学校の4人で、「子どもどうしのつながり」というテーマでした。子どもどうしがつながるために、まず教師と子どもの個人ノート、つぎに子どもと子どもがつながるための個人ノート、クラスとしてつながる「発表の場」という手法が出されました。このノートは、教職員がつながるためにも有効ではないか、と。そして、おたがいを知ることが生きる力につながるんだというこのグループの大切にしたいことを強調していく発表でした。

2012年8月21日火曜日

アクションプラン⑤分かる楽しい授業の工夫

第5グループは、奈良県五條市の小学校、八尾市の小学校、和泉市の小学校と門真市の中学校の先生4人で、テーマは「分かる楽しい授業の工夫」でした。この発表の特徴は、授業のことだけに留まらず、家庭の協力を学級通信や家庭訪問でとりつけたり、子どもや指導方法について教師間で情報共有するといった総合的なプランになっていることです。授業については、今何を学んでいるのかをはっきり示したり、子どもの参加を促す工夫があったり、短い時間でしたが、よくまとまっていました。

2012年8月20日月曜日

アクションプラン④熱い組織づくり

第4のグループは、高槻市の中学校、小学校、豊中市の小学校、奈良県香芝市の小学校の4人のメンバーで、テーマは「熱い組織づくり」です。「うちの学校は、学級通信が出せないねん」という一人のつぶやきからプランがスタート。若い人がつながり合って、これはやったらあかん、それはやめておこうという職場の制約をはね返して行こうというもの。そんな若手のグループを「新鮮組」と呼んで、どんどん目の上のたんこぶを小さくして行こう、と。もちろん、自分の学校だけでなく、小中がつながり合うことによって、内に目を向けるだけでなく、中学校や他の小学校のいいところをどんどん採り入れていこうというプランです。

エンパワメント・ワークスのデザイン

8月12日に子ども教育広場が主催した「若手教師エンパワメント・ワークス」のアクションプランを紹介していますが、先日、岬中学校の参加者に改めて感想を聞きました。「とてもよかったです。自分がどこで止まっていて、本当は何をしたいのかがはっきりしました」とのこと。参加を呼びかけてよかったと思いました。写真は、ワークスの立ち上がり、基調講演を聴く皆さんです。会場の設定は、丸テーブルの上に花一輪を活けて、それを円状に10テーブル。ワールドカフェとオープンスペース・テクノロジーの両方ができるようにデザインしました。

2012年8月19日日曜日

アクションプラン③認め合える集団づくり

3番目のグループは、貝塚市、豊中市、愛知県岡崎市、高槻市の4人の小学校の先生。テーマは、「一人一人が表現でき、認め合える集団づくり」で、つまづきの見られる子ども、授業のときに発言できない子どもに焦点を当てて、どのような集団づくり、授業づくりをしていくかということでした。模造紙の最後の段は隠されていて、最後にこの大きな文字が登場し、「私たちの言いたいことは、学びアイ、高めアイです」というところで拍手が起こりました。

アクションプラン②子どもがつながり合う

アクションプランの二つ目は、和泉市と堺市の小学校の3人の先生の発表で、「子どもがつながり合う学級づくり」がテーマでした。目の前の子どもたちは、自己中心的で、まわりが見えない、人の話が聞けないということが気がかり。放っておくと、学級崩壊になってしまう場合もある、と。そこで、まず授業を大切にして、授業の中で子どもと教師がつながり、子どもと子どもをつないでいこうと、次のようなプランにまとまりました。

アクションプラン①意欲をたかめる

この夏のエンパワメント・ワークスでは、参加者が3人~4人のグループを作って、学んだことをアクションプランに仕上げてくれました。7つのグループのプランを順に紹介します。まず第1のグループは、河内長野市の中学校、貝塚市の小学校、岬町の中学校の3人で、「意欲を高めるために」というテーマ。やる気をなくしている子、しんどそうにしている子にどうしたら元気がともるのか、その手立てが一枚の模造紙にまとめられています。

エンパワメントのテーマ「熱と涙」

今年のエンパワメント・ワークスのテーマは、野口克海代表の基調講演で出された「熱と涙」がテーマだったように思います。野口代表は、若い教職員に次のように語り始めました。
〈教育の原点は、この「熱と涙」やと思うんです。熱い先生がいてくれたら、子どもはもっと燃えるようになる。それに、教師という職業は、涙が出るということがいいんですよ。卒業式、絶対泣くやろ。文化祭のときに、あのやんちゃな子が台詞を一生懸命覚えて、「あいつがあんなにやってる」と思ったら、劇を見ながらぼろぼろ泣くやん。「おまえなんで万引きなんかするねん」と万引きした子を抱きしめて、泣きながら怒るやん。子どもと一緒に泣ける仕事って、世の中にこんなあったかい仕事ってあるかな。〉

2012年8月15日水曜日

若手教師エンパワメント・ワークス2012

8月12日(日)シティプラザ大阪で、第9回「若手教師エンパワメント・ワークス」を開催しました。第9期生25人とスタッフ25人(1期~8期生を含む)の合計50人で、たっぷり「まじめなおしゃべり」をして、一人一人の2学期以降のアクションプランを発表することができました。やはり若い人は職場では一歩引いてしまうんですね。毎日の子どもとの対応や授業準備に追われてもいます。「そもそも、あなたはどんな先生になりたいの?」「今日から自信持ってやったらいいよ」「教育の原点は、熱と涙じゃないかな」そんなスタッフの声かけが、はじめ硬かった参加者に、とてもすてきな笑顔をもたらしてくれました。プログラムは、こんな感じです。