野口克海・日本教育新聞社1994.12
大阪の義務教育が一番幸福だった時代に生まれた一冊。刊行当時、野口さんは大阪府教育委員会の義務教育課長で、各地で講演した内容を一冊にまとめている。章立ては次のようになっていて、タイトルを見るだけでも勢いが感じられる。
1.教育をとりまく現状と学校の果たすべき役割
2.勢いのある大阪の教育づくりを
3.同和教育のこれまでとこれから
4.今から出発を、今から改革を
5.これからの子育て
6.初めて教壇に立つ人達へ贈る
改めて読み直してみて、「リーダーのあり方」というところに注目する。野口さんが挙げているリーダー像は、次の7点。
1.どんなことに対しても「ドンとこい」と骨太に構える。
2.部下の面倒をていねいにみる。
3.自分を開く。自分が考えていることを部下に伝える。
4.「子ども党」でいく。絶えず子どものために何が大事かを考える。
5.それぞれの良いところを信頼して、任せてゆく。
6.「5つ教えて、3つほめ、2つ叱って人を育てよ」と言われる。最低2つは叱る。叱るときはあけっぴろげに。
7.「長」のつく者は、誰でも不安があるし、孤独だ。部下に好かれようと思わず、好きになる。好きになって職務をきちっとやり切ること。

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